農地瓦礫撤去(仙台二日目)
戸田です。
仙台入りして二日目です。
今日、明日は仙台でボランティア活動に参加することにしていました。
事前に調べておいたReroots(リルーツ)さんの活動に参加することにしました。
『ReRoots ~震災復興・地域支援サークル~ 仙台市若林区でボランティア活動中!』
毎日活動されているということで、当日来ても参加できるそうです。
仙台駅からバスに乗ります。
長靴、ゴム手袋、長袖、長ズボン。
ん、長靴はいてバスに乗るのか…
ちよっとなあ…
そうだ、到着まではスソを外に出しといたらわからんよね!
これでまるっきり普通の靴だ!!
ボランティアハウス到着!
受付のテントにはくまモンが!!
あとで聴いたところによると、熊本からも結構来てるらしくって、熊本学園大学の学生さんは毎週入れ替わりで来ていたそうです。
8時半から受付開始で9時から説明が行われます。
今日は群馬からの団体さんがバス4台で120名来られてました!
代表の広瀬さんによれば、行政や大資本からの支援がなかなか届かない、地域の農家の農業復興に重点を置いているとのことでした。
大きな瓦礫は、重機などでしか動かせませんからそういったものは行政が動かしてくれます。
しかし、重機が入ったことでそれほど大きくない瓦礫は農地に押し込まれ、中に埋まってしまっているそうです。
そのため、トラクターなどの機械は破損してしまうため入れることができず、人手で取り除くしかないということでした。
前日に被災地を見て回ったときは、もう瓦礫はなくなっているんだなあ、と思っていましたが、実際にはこのような課題が残っているということを実感しました。
Rerootsでは、瓦礫の撤去というだけでなく、その後の農業の支援や、仮設住宅に住まれているご高齢者の方へ市民農園を提供することでやりがいをもっていただくという活動もされています。撤去で終わるのではない継続した支援という視点をもつことで農家の方からの理解が広がり始めているということでした。
その他に、地震が起きた際の注意がありました。
津波については、地震後30分ぐらいは余裕があるので、一直線に内陸部の方に向かい、高速道路の上まで行けばまず大丈夫ということでした。
農地へ移動して作業開始!
私は井戸という場所での作業となりました。
まずは見える所の石を取り除いて、そのあとは掘り返してでてきた石を取り除きます。
お昼まででここまで…
ついつい進む速度が気になりますが、石や瓦礫を取り除くのが目的なので焦らず丁寧にすることが大切です。
今日一日では終わりませんでした。
Rerootsさんのブログでも今日の作業が紹介されています。
リアルワークス 戸田博公