すでに起こった未来

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戸田です!
ドラッカー勉強会に参加しました。

今回のテーマ本は、「ドラッカー 時代を超える言葉」(上田惇生 著)です。
さまざまな著書から160の文章が引用され、上田惇生教授による解説がなされた本です。

各参加メンバーが特に印象に残った文章をそれぞれ3つずつピックアップし、ピックアップした理由を述べ、それに対して意見を交換する、という流れで進んでいきます。

私が選んだのは以下の3つ。

「自らに刺激を与えるには、仕事を変えることが必要である」「自らの得るべきところを知るのは自らである。高い要求を課すのも自らである。飽きることを許さないよう予防策を講ずるのも自らである。そして、仕事を心躍るものにするのも自らである」
『非営利組織の経営』

「成果をあげる者にとっては、自己啓発が人格形成につながる」
『経営者の条件』

「重要なことは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを見つけることである。」
『現代の経営』

始まる前に発表しようと思っていた優先順位とは違ったし、特にコメントを考えていなかったんですが、いざ自分の番になると、自分でも納得いくようなコメントがあとになるほど出てきたような気がします。他の方の意見を聞いていくうちに自分自身の考えもブラッシュアップされていったのかもしれません。

最後に、今回、参加者全員が大きく感銘を受けた言葉も挙げておきます。

「重要なことは、すでに起こった未来を確認することである。すでに起こり、もとに戻ることのない変化、しかも重大な影響を持つことになる変化でありながら、いまだ認識されていないものを知覚し、かつ分析することである。」
『すでに起こった未来』

– The future that has already happened –
現時点で起こった未来に大きな影響を与えるであろう変化。これを捉えることは未来を予測することになる。スゴイ言葉だ。

「すでに起こった未来」、現時点では何だろうね、とみんなで頭を巡らせながら、馬肉焼肉を食べに向かうのでした…


↑これは馬刺し

株式会社リアルワークス 戸田博公

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