手術材料マスタ登録時の考慮事項

IT, 医療情報

インフルエンザのため病院さんには出勤できなくて、お待ち頂いていた手術の材料マスタの登録を実施。

手術材料が追加になるたびの登録になるので大変ですが、もうすぐで手術材料の医事連携を開始して4年になります。慣れていない頃はマスタメンテナンス画面が用意されていないこともあり、Excelシートにマスタを作成して電子カルテベンダさんに依頼して登録作業を待って…と、マスタの登録に時間がかかっていましたが、最近はずいぶんスムーズに登録できるようになりました。

当初は材料の件数が多いことも有り、MEDISのマスタをほぼそのまま流用してマスタを登録していました。JANコードでのバーコード運用なのでバーコードがきちんと入力されれば一意に定まると考えていました。

しかし、材料を洗浄したりするため、箱についているバーコードだけの運用では対応できないこともあります。そのため、材料名称で検索することも運用上あるのですが、MEDISマスタの名称やカナには規格名やサイズなどが含まれてない場合もあるため、カナ順ではバラバラに並んでしまったり、ほとんど同じような名称のものがずらっと並んでしまって判断がつかない場合などがあります。

そのまま使えるだろうと安易に考え登録していましたが、実際に現場の方が検索した結果をみて、初めてそのような状況であることに気が付きました。

またマスタとしては80文字格納できますが、印刷帳票やすべての画面が全部の文字数を表示できるとは限りません。(本来は検証されているべきなのかもしれませんが、なかなかそこまでの徹底改修をベンダさんに依頼するのは難しく…)

そういった経験を踏まえて、現在は規格名をどこに入れるべきか、数値が二桁になるような場合は一桁の数値の先頭にスペースや0をいれてテキストでのソートが揃うようにするなどの配慮をするようにしています。

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